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「上司の立場悪用、女性の抵抗困難」元巡査部長に懲役２年判決

女性警察職員の体を触るなどしたとして、強制わいせつ罪に問われた和歌山県警組織犯罪対策課の元巡査部長、稲生泰延被告（３７）＝和歌山市＝の判決公判が２６日、和歌山地裁で開かれ、浅見健次郎裁判長は懲役２年（求刑懲役３年）を言い渡した。浅見裁判長は判決理由で「上意下達の強い警察組織の先輩後輩で、被害者は抵抗が困難だった。職場の特性や上司という立場を悪用した悪質な犯行」とした。