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<強姦事件>釈放男性の再審決定…「無罪の新証拠」大阪地裁
強姦(ごうかん)・強制わいせつ事件で服役し、無罪の可能性が高いとして釈放された男性について、大阪地裁は27日、再審開始を決定した。登石(といし)郁朗裁判長は、被害者とされた女性らが事件はうそだったと証言したことなどを踏まえ、「無罪を言い渡すべき新証拠がある」と判断した。今後、再審公判が開かれ、男性は無罪になる見通し。
決定などによると、男性は2004年と08年、大阪市内で当時10代だった同じ女性に性的暴行を加えたなどとして、2件の強姦罪、1件の強制わいせつ罪で起訴された。男性は一貫して否認したが、11年に懲役12年の実刑判決が確定。昨年11月に大阪地検が刑の執行を停止して釈放するまで、3年半服役した。
男性の再審請求審で、女性が「被害を受けたというのは虚偽だった」と証言、供述を翻した。目撃者とされる人物も「うそをついた」と話したという。「性的暴行を受けていない」とする診療記録も見つかり、登石裁判長は女性の新証言とも整合すると指摘。新証言は信用できると判断した。
男性の弁護人の後藤貞人弁護士(大阪弁護士会)は「事実への謙虚さを欠いた冤罪(えんざい)だ」と批判した。【服部陽】
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決定などによると、男性は2004年と08年、大阪市内で当時10代だった同じ女性に性的暴行を加えたなどとして、2件の強姦罪、1件の強制わいせつ罪で起訴された。男性は一貫して否認したが、11年に懲役12年の実刑判決が確定。昨年11月に大阪地検が刑の執行を停止して釈放するまで、3年半服役した。
男性の再審請求審で、女性が「被害を受けたというのは虚偽だった」と証言、供述を翻した。目撃者とされる人物も「うそをついた」と話したという。「性的暴行を受けていない」とする診療記録も見つかり、登石裁判長は女性の新証言とも整合すると指摘。新証言は信用できると判断した。
男性の弁護人の後藤貞人弁護士(大阪弁護士会)は「事実への謙虚さを欠いた冤罪(えんざい)だ」と批判した。【服部陽】
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