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SNS犯罪、ネットいじめ… 青森県警が未然防止へ啓発動画作成
近年、少年少女がスマートフォンやゲーム機などを通じてネットトラブルに巻き込まれるケースが相次いでいる。ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が起因となった性犯罪や、アプリを使った“ネットいじめ”などで、これらの被害を未然に防ぐため、青森県警は啓発用の動画「STOP!ネットトラブル」を作成し、今月からホームページで公開を始めた。複雑かつ多様化するネット犯罪に歯止めをかけることができるか。県警の新たな取り組みが注目される。
県警が、県内の中高生や保護者を対象に2014年度に実施したネット利用に関する意識調査では、約9割がインターネットを利用すると回答。一方、有害サイトへのアクセスを制限する「フィルタリングサービス」を利用する生徒は48%にとどまり、「SNSサイト等で知り合った人と会ったことがある」と答えた生徒も前年度より増加した。
こうした現状を踏まえ、県警はインターネットに関する正しい知識とルールの普及、啓発が不可欠と判断。対策協議会などで議論を重ねながら、啓発動画を完成させた。
動画は、小学生編、中高生編、保護者編の3編で、年代ごとに分かりやすく構成。小学生編は、インターネットの利用に関する初歩的なルールを説明し、中高生編ではネットいじめなど、モラルに関する注意点などを紹介。保護者編では、親の視点に立ったフィルタリング機能の重要性などを説明している。
十和田市出身のミュージシャン・桜田まことさん作詞作曲の歌を採用したり、紙芝居形式で解説したりと親しみのある動画に仕上げたのが特徴だ。
現在は、システムの都合上、パソコンと一部のスマートフォンからでしか閲覧できないが、将来的には全ての携帯端末からでも動画を見られるように改良するという。
県警少年課の会津敏次長は「保護者は、子どもがどのようなネットの使い方をしているのか関心を持ち、家庭内でルールを作るなど話し合う材料にしてほしい」と動画の活用に期待を寄せている。
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県警が、県内の中高生や保護者を対象に2014年度に実施したネット利用に関する意識調査では、約9割がインターネットを利用すると回答。一方、有害サイトへのアクセスを制限する「フィルタリングサービス」を利用する生徒は48%にとどまり、「SNSサイト等で知り合った人と会ったことがある」と答えた生徒も前年度より増加した。
こうした現状を踏まえ、県警はインターネットに関する正しい知識とルールの普及、啓発が不可欠と判断。対策協議会などで議論を重ねながら、啓発動画を完成させた。
動画は、小学生編、中高生編、保護者編の3編で、年代ごとに分かりやすく構成。小学生編は、インターネットの利用に関する初歩的なルールを説明し、中高生編ではネットいじめなど、モラルに関する注意点などを紹介。保護者編では、親の視点に立ったフィルタリング機能の重要性などを説明している。
十和田市出身のミュージシャン・桜田まことさん作詞作曲の歌を採用したり、紙芝居形式で解説したりと親しみのある動画に仕上げたのが特徴だ。
現在は、システムの都合上、パソコンと一部のスマートフォンからでしか閲覧できないが、将来的には全ての携帯端末からでも動画を見られるように改良するという。
県警少年課の会津敏次長は「保護者は、子どもがどのようなネットの使い方をしているのか関心を持ち、家庭内でルールを作るなど話し合う材料にしてほしい」と動画の活用に期待を寄せている。
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