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ろくでなし子、被告人質問で漫画ネタ否定「無実を確信」
自らの女性器をかたどった作品を陳列したとして、わいせつ物公然陳列罪などに問われている「ろくでなし子」こと漫画家の五十嵐恵被告（４３）の公判が２４日、東京地裁（田辺三保子裁判長）で開かれ、被告人質問が行われた。
風邪気味という五十嵐被告は証言台の脇にティッシュ箱とミネラルウォーターを準備して質問に臨んだ。争点は作品にわいせつ性が認められるかどうか。漫画のネタに困って女性器をモチーフにした作品を発表するようになったのでは、という趣旨の検察側の質問に「当時（２０１１年）は結婚していたので食えなくなるほど困窮していません」。前夫との離婚前に一連の作品を制作し始めたとし、さらに「当初、顔を出さずに発表していたのはご主人以外に交際していた男性がいたから？」と問われると「はい。しかし、後にコソコソ隠す活動じゃないと思うようになりました」と述べた。
また、弁護側の質問には「自分の女性器の形は異常ではないかと思って整形手術を受けたが、（他人の女性器には）いろんな形があった。愚かな行為だったと感じている」と述べるなどし、裁判官には「無実を確信していますが、裁判官の方々には公平な目線で判断していただきたい」と訴えた。
閉廷後、都内で開かれた会見で五十嵐被告は「厳しい質問が出てこなくて肩透かしのような気持ち」とし、弁護団は「流れで言えば無罪に決まっている」と手応えを感じた様子だった。
https://www.youtube.com/watch?v=qEUZS5EwZCY
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